2006-03-28

罪深い日々

徹夜明けの仮眠後、11時半起床。
午前中に目が覚めると、遅起きの罪深さを感じなくてよい。

昼どきの朝御飯を済ませ、「さあ、仕事!」と思っていたところへ、
「こんな日に外に出ないなんて不自然だ」と誘われる。

うららかな春の昼日中、パソコンに向かっているのは罪深い。
桜が咲いたというのに、目と鼻の先の靖国さんへ出向かないのも罪深い。

というわけで、靖国神社へ向かった。





平日だというのに、罪深い人々がわらわらと桜に寄せられて、靖国さんの境内は賑わっている。


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<桜を映す神池>




参道には屋台が並び、平日昼間の花見を盛りあげている。
焼き鳥にお好み焼き、たこ焼き、じゃがバタ……。
呼ばれたい気持ちをグッとこらえ、参道をあとに大鳥居を抜けた。

歩道橋を渡り、田安門から北の丸公園へ入ると、水仙が満開。


皇居のお堀には、たくさんのボート。


桜の波を越えて、かなたに東京タワーが見える。


  


春の気と香りを何度も深々と吸い込み、皇居周辺を暫し散策。
そして行き着いた先は、やはり、ここ。
靖国さん境内の出店に戻ってきてしまった。



仕事場に戻ったのは夕方。
満腹なうえに、ビールも効いて、ソファで夕寝する始末。

目が覚めたら、おぉ、ザバザバと雨が降り出していた。
夜桜に酔った罪深い人々は、春の雨に打たれてしまったかな。