2006-06-16

梅雨の朝・ブルーの枇杷(びわ)




夜が明ける前から聞こえていた雨の音。
道も緑も洗い足りないかのように、今朝もその勢いは衰えない。

ふと、事務所のドアの横にある植木に目がいく。




「こんなのあったっけ?」

大家さんが育てている植木の一つに、水滴まみれの実が二つ生っていた。
昨日まで、まったく気づかなかった、淡い黄色の実。

これは、枇杷(びわ)?



熟れても食べられそうにないけれど、
ブルーに染めて、
暑中見舞いのカードにした。



滴る水のビーズが、
この夏の涼を呼ぶように。